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記事ID:0056361 更新日:2022年4月1日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

おうめ散策~青梅市立第三小学校編~

青梅市立第三小学校は、市の東部地域に位置しています。道徳の授業をきっかけに子どもたちに青梅市の魅力について考えてもらう。青梅市内の学校で行われた授業について、校長先生と学年主任の先生にお話を伺いました。

青梅市の魅力はなんだろう?

6年生が使用している道徳の教科書に「ようこそ、菅島へ!」という教材があります。「郷土を大切に」というテーマがあるこの読み物は、三重県にある菅島の子どもが観光ガイドとして、自分たちの暮らす島の魅力を伝えるという話です。

第三小学校の6年生は、この道徳の授業をきっかけに、自分たちが暮らす「青梅市の魅力」について考え、それぞれが考える青梅市の魅力をキャッチコピーにしました。

身近な地域の魅力は気がつきにくい?

子どもたちに青梅市の魅力についてたずねると、意見がなかなか出てきませんでした。「自分たちが暮らす市の魅力に気がついていないのかな?」というのが最初の印象でした。そのため、キャッチフレーズを考える前の導入として、青梅市内の観光地などを写真で紹介しました。そうすると自分たちが暮らしている身近な場所以外も「青梅市」であると気がつきます。自分が暮らしている地域の魅力は、普段意識しないため、気がつきにくいものなのだと思います。

経験がつながる

青梅市の魅力をそれぞれ調べてもらうと、行ったことがある場所が紹介されていることに気がつくことがあります。今年の6年生は、以前、塩船観音寺に遠足に行ったことがあり、調べ学習の中で、塩船観音寺を見つけると「ここいったことがある!」と気がつきました。このような気づきは、行ったことがある「場所」だけではなく、普段の学習の中にもあります。小学3年生で学習した単元「私たちの青梅」の中で、青梅市の形が「イノシシ」に見えるということを覚えていた子どもたちもいました。

過去に経験したことが、現在、学習していることや、調べていることとつながることは、子どもたちにとって、とても大切なことだと思います。キャッチコピーとして、青梅市の魅力を表現する上では、国語で学習した俳句の知識も活かされていると思います。今までの様々な経験がつながって、一人ひとりの青梅市の魅力を表現したキャッチコピーが完成しました。

青梅のことを学んでもらう「青梅学」

青梅市内の学校教育では、子どもたちに青梅市のことをよく知ってもらうため、各学校で「青梅学」に取り組んでいます。「青梅学」という学問があるわけではないので、普段の学校での学習の中で取り入れ、子どもたちに「青梅市」を意識させる必要があります。第三小学校では、今回の「ようこそ、菅島へ!」の単元が、まさに「青梅学」の取り組みにもなっています。

授業を通して感じること

キャッチコピーを考えてもらう際に、「どうしてそう考えたか」を子どもたちの気持ちをほりおこすようにしています。そうするとひとつひとつのキャッチコピーに子どもたちの思いが詰まっていることがわかります。これはとても大事なことだと思います。大人が感じないような子どもならではの視点によるものもあり、やはり子どもたちは視点が違うということが教員の立場で感じることができます。

教育的な効果を考えると、今回、子どもたちが意欲的につくったキャッチコピーが発信され、市のまちづくりにいきることを学校として大いに期待しています。

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