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ボッパルトの街並み
ボッパルト市は、ドイツ連邦共和国西部のラインラントプファルツ州に属し、フランクフルト市から北西へ80キロメートルのライン河沿左岸に位置しています。ボッパルト市は約1600年前のローマ時代にすでに都市としての形が整った歴史の古い優雅な町で、石造りの美しい家並みとライン河沿いの景観は「ラインの真珠」と呼ばれています。
観光地、保養地、また、ワインの産地としても有名です。同市の積極的施策によって、化学工場、重機械製造工場等の誘致に成功し、産業都市としても発展の途上にあります。
16,179人(2010年6月現在)
年間で気温が1日中0℃以下になる日数は平均で17日と少なく、最高気温が25℃を越える夏日は平均47日あります。しかし、30℃を越える日はあまりなく、空気も乾いているため、クーラーが設置してある建物や家はとても少ないです。
「ボッパルト」はケルト語に語源を持つ地名です。もとは「ボウドブリガ」という言葉であったと考えられます。「ボウド」は、「ボウドス」という人名に由来し、「ブリガ」はケルト語で「山」を意味します。つまり、「ボッパルト」は「ボウドスの山」という意味を持つ地名なのです。