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平成元年度に東京電力多摩支店から、青梅市の国際交流の振興のために使用してほしいと、1,000万円の指定寄付をいただきました。この寄付を活用していくため青梅市国際交流基金が設置されました。
基金は、市民または市内の団体が市民の国際意識の高揚ならびに国際交流の普及および推進を目的として実施する活動を援助し、市民の国際交流活動の円滑化を図り、国際親善の促進につながる取り組みに使われることになりました。
なお、この基金による援助は、平成2年度の国際交流活動に対する援助から適用されました。
平成3年度に当時の総合長期計画にもとづいた増額積立が行われました。これは、総合長期計画の第2章「伝統・文化のいきる創造性をはぐくむまち」の実現に向け、第3節「国際化への対応」に関する取組を強化する目的がありました。
市民の国際交流活動の円滑化と国際親善を推進するため、国際交流基金を増額し、積み立てによる基金の運用により生じる収益金によって、運用国際交流事業の充実を図ることを目指しました。
現在は、社会経済状況から基金の運用による収益金が減少したことにより、元金を取り崩しながら国際交流団体等への補助金の交付を行っています。
青梅市へのふるさと納税などによる指定寄付は、継続的な基金運用のための貴重な収益元として活用させていただいています。
多くのみなさんからのご支援と青梅市の国際交流の振興につきまして、引き続き、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。