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記事ID:0018140 更新日:2023年1月15日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

姉妹都市交流のあゆみ

姉妹都市提携の経緯

青梅市では、「青年に夢を持たせるために」と、日本と国民性の似ているドイツの都市との姉妹都市提携を望んでいました。本市に在住する蛇の目ミシン社長、島田卓弥氏を介して、当時の西ドイツ、ボン市に在住する同社の顧問弁護士、遠藤氏に本市と状況の似た都市の選定をお願いしました。遠藤氏は、観光や保養地、ワインの産地として有名なボッパルト市を紹介してくれました。

その後、遠藤氏を通じボッパルト市に姉妹都市提携の同意が得られたので、市議会の了承のもとに準備を進め、1965年(昭和40年)9月市議会の正式議決を得ました。その後、すぐに青梅市長榎本夫妻、市議会議員1名がボッパルト市を訪問しました。そして、1965年(昭和40年)9月24日の姉妹都市提携盟約式をとり行い、姉妹都市提携書を交換し、姉妹都市締結が実現しました。

ボッパルト市と交わした盟約

盟約書
青梅市とボッパルト市との間の姉妹都市提携に関する盟約書(青梅市所有)


左側はドイツ語、右側は日本語で書かれています。当時のボッパルト市長(リンネン・ウエーバー氏)の直筆署名は45年以上の時間が経過しているため、薄れてしまっています。姉妹都市提携の歴史の長さが感じられます。

盟約書内容

日本国東京都青梅市およびドイツ連邦共和国ライン州ボッパルト市の両市およびその市民は、相互に尊敬と友情のきずなを深めることを念願し、文化、産業、経済の交流を促進することを希求する。
この尊敬と友情、この交流は、両市間のみならず、その母国日本とドイツにまで及ぶであろうことを信ずる。
さらに、この両市の協調が、全世界の平和に貢献するであろうことを確信して、ここにわれわれは強固にして恒久的な友好都市の盟約をする。
われわれは、その誓いの証として、この文書に署名する。

昭和40年9月24日

青梅市長

榎本栄蔵(自筆署名)

姉妹都市コーナー

以上のように、青梅市とドイツ・ボッパルト市との姉妹都市提携は結ばれ、45年以上の歳月が経過しました。この間、青少年交流をはじめ、さまざまな交流が行われ、多くの記念品の交換を行ってきました。
市役所2階の姉妹都市コーナーでは、ボッパルト市から頂いた記念品の数々を展示しています。上記の盟約書の展示も行っています。市役所へお立ち寄りの際には、ぜひお立ち寄りください。

姉妹都市コーナー
市役所2階「姉妹都市コーナー」

最近の話題

ボッパルト市で両市長の直接会談が行われました。

令和5年5月には、浜中市長がボッパルト市を訪問し、両市長が直接会って意見交換を行いました。

令和5年8月に青梅市青少年友好親善使節団の派遣団がボッパルト市を訪問することとなります。新型コロナウイルス感染症の影響で中止を余儀なくされていた市民間交流が、4年ぶりに行われます。

浜中市長とハーゼンアイアー市長

イェルク・ハーゼンアイアー市長(左)、浜中市長(中央)、秘書広報課草野課長(右)

アルフレット・マティアス・ロース氏が令和4年春の外国人叙勲を受章しました。

令和4年4月29日付の春の外国人叙勲の受章者名簿が公開され、姉妹都市であるドイツ・ボッパルト市で青梅・ボッパルト友好協会の会長として、長年、姉妹都市交流に貢献していただいている「アルフレッド・マティアス・ロース氏」の旭日双光章の叙勲が決定しました。

ロース氏勲章式画像

「イェルク・ハーゼンアイアー」ボッパルト市長が就任しました。

浜中市長とボッパルト市ハーゼンアイアー市長は、令和4年4月にオンライン会談をし、青少年友好親善使節団の派遣や受け入れ事業を再スタートさせたいと意思疎通を図りました。

イエルク・ハーゼンアイアー市長の写真    

【ボッパルト市・イェルク・ハーゼンアイアー市長】

竹内市長が名誉ワイン醸造家称号を授与されました。

竹内市長は、青梅市と姉妹都市ドイツボッパルト市との友好に功労があったとして、ボッパルト市およびボッパルトワイン組合から、
「名誉ワイン醸造家称号」が授与されました。
授与式は、10月5日、ボッパルト市で開催されたワイン祭りの中で執り行われ、竹内市長はボッパルト市から招待を受けました。
この「名誉ワイン醸造家称号」は、過去、ボッパルト市の州の首相や経済・農業関係の大臣が受賞しており、日本人としては1998年の駐ドイツ大使に次いで竹内市長が2人目となります。
名誉ワイン醸造家称号授与
左から、ボッパルト市ベアシュ市長、竹内市長、ワインの女王ダーナ氏、ボッパルトワイン組合長ベアシュ氏

2020年オリンピック・パラリンピック東京開催のお祝い

ボッパルト・青梅友好協会のアルフレッド・ロース会長より、2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催をお祝いするメールが届きましたので御紹介します。

Liebe Freunde in Ome,

Herzlichen Glueckwunsch zum Gewinn der Olympiade2020.

Der Freundeskreis Ome-Boppard e.V
Alfred Roos

青梅の友人たちへ

2020年東京オリンピック開催決定おめでとうございます。

青梅・ボッパルト友好協会
アルフレッド ロース


オリンピック開催決定ロース氏と市長

オリンピックお祝い寄せ書き
ボッパルト・青梅友好協会の皆さんからの寄せ書き

 

ボッパルト市が外務大臣表彰を受けました

平成25年7月、ボッパルト市が平成25年度外務大臣表彰を受けました。
外務大臣表彰とは、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としているものです。
その外務大臣表彰のボッパルト市での表彰式が、8月28日ボッパルト市内にあるカント・ギムナジウム(日本でいう小中高一貫校)で行われました。
表彰式では、在フランクフルト日本国総領事坂本秀之氏から、ボッパルト市第一助役ドクター・ハインツ・ベンガルト氏に表彰状が授与され、8月22日からボッパルトを訪れていた青梅総合高校の生徒とカント・ギムナジウムの生徒がドイツ語や日本語で歌を披露しました。
外務大臣表彰

 

ボッパルト市ライン川の氾濫による洪水被害について

平成25年5月、ドイツなどでは長雨が続き、各地で河川の氾濫による洪水被害が発生しております。
ボッパルト市を流れるライン川でも洪水が発生し、ボッパルト市ではライン川沿いの道や地下室などが浸水しています。
青梅市ではボッパルト市長に向け、洪水被害に対しお見舞いの手紙を送りました。

 

東日本大震災に対する取り組み

ボッパルト市とボッパルト市の友好協会などから、2011年3月11日に発生した東日本大震災を心配する手紙や電話を頂きました。また、支援金等も送られました。

姉妹都市・ボッパルト市、青梅・ボッパルト友好協会から送られた手紙(一部抜粋・2011年3月15日付)

拝啓

ボッパルト市では日本の大災害を知り狼狽し、日本のニュースを注意深く見ております。
青梅市自体は直接被害はなかったことに安堵いたしましたが、地震、津波、福島原子炉の青梅市民の方々への影響を心配しています。
この数日間、多くの市民から、日本の被害にあわれた方々に励ましの声が寄せられております。
ボッパルト市より、この度の災害に心よりお悔やみ申し上げます。
更にボッパルト市では、災害にあわれた方々へのサポートの申し入れが相次ぎました。
本日から、青梅・ボッパルト友好協会、ボッパルト市協賛で、「緊急援助 日本-青梅」の名で、支援金を募る特別口座が設けられました。
この支援金の使い道に関しましては、青梅市側と申し合わせをしたいと思っております。
その他にも、ボッパルト市民皆、可能な限りの援助に応じたいと思っております。
何かお手伝いできることがありましたら、是非お知らせください。
ボッパルト市、友好協会、またボッパルト市民皆、日本の友人たちのことを心から案じております。
心は皆様と共にあります。
今後、何日か、何週間か、青梅の友人たち、日本の方々の大きな力と前向きな気持ちで頑張ってください。
早期に、日本から少しでもポジティブなニュースが聞けることを願っております。

敬具

ボッパルト市長
Dr.ワルター ベアシュ

青梅・ボッパルト友好協会会長
アルフレッド・ロース

ボッパルト市の東日本大震災に対する救援活動について

支援金

ボッパルト市とボッパルト市の青梅・ボッパルト友好協会では、「緊急援助 日本-青梅」の名で、支援金を募る特別口座を設け、集められた支援金は、青梅市を通じて被災地に送ることになりました。
都立青梅総合高等学校と学校提携を結んでいるカント・ギムナジウムの日本クラブでは、手作りケーキ販売による支援金集めが行われました。

カント・ギムナジウム青梅・ボッパルト友好協会

また、ボッパルト市の青梅・ボッパルト友好協会では、ケーキやコーヒー、花、折り鶴等の販売を行い、その売上金が支援金となりました。また、ボッパルト市民コーラスグループによるチャリティーコンサートも開催されました。さらに、今年の2月に相互交流提携を結んだ、ミッテルラインマラソン大会からも支援金を頂きました。
この活動はさらに続き、4月17日には「日本デー」を開催し、フリーマーケットやチャリティーコンサート、折り鶴や習字体験、ブラスバンドによる君が代の演奏や青梅市の青梅・ボッパルト友好協会との生電話等々、さまざまなイベントを通して支援金活動が行われました。さらに5月21日には、オランダの合唱団によるチャリティーコンサートが開催されました。

支援金の報告を受け、感謝状を贈呈しました

2011年(平成23年)5月19日(木曜日)、ボッパルト市の青梅・ボッパルト友好協会の会長であるアルフレッド・ロース氏が青梅市を訪問し、ボッパルト市で行っている今回の支援金活動についての中間報告をしていただきました。ロース氏は、「前向きに頑張ってほしい。ミッテルラインマラソンで青梅の人々に会えることを、みんな楽しみにしています。」と話してくれました。

支援金活動報告をするロース会長副市長からロース会長へ感謝状の授与

また、2011年(平成23年)10月15日(土曜日)、市制施行60周年記念式典において、ボッパルト市のベアシュ市長へ青梅市から支援への感謝状を贈りました。(式典の様子については、平成23年度青少年友好親善使節団をご覧ください。)

支援金を石巻市へ

このようにして、さまざまな方から頂いた支援金20,000ユーロ(11月には10,000ユーロの追加支援金)が青梅市に送られてきました。ボッパルト市の青梅・ボッパルト友好協会の「被災地の病院等の再建のために使ってほしい」という意向を受け、青梅市では、被災地の市立病院の中で特に被害の大きかった石巻市へ支援金を届けました。

石巻市長へ支援金を手渡す竹内市長

支援物資

ボッパルト市から手動蓄電式LED懐中電灯11,000個が、被災地への支援物資として4月4日(月曜日)に届きました。この懐中電灯は、ボッパルト市在住のルドルフ・ベアシュ氏から支援された支援物資であり、ボッパルト市を通じて青梅市に提供されました。青梅市では、ベアシュ氏に対して感謝状を贈呈しました。青梅市では、この懐中電灯を石巻市およびいわき市へ搬送しました。

 

 

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