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記事ID:0018288 更新日:2020年3月16日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

平成23年度青少年友好親善使節団

第14回ボッパルト市青少年友好親善使節団(平成23年度)

姉妹都市ボッパルト市から、市長ドクター・ワルター・ベアシュ氏を団長とする9人の青少年友好親善使節団が、10月8日から18日まで滞在しました。
市内の家庭にホームステイしながら、都立青梅総合高等学校の生徒の皆さんとの交流、着付け・生け花・だるまの絵付け・藍染など日本の伝統文化の体験、御岳山・御岳渓谷・青梅宿の散策、浅草・鎌倉の観光など、充実した11日間を過ごしました。
滞在中は、大勢の方々にご協力をいただき、ありがとうございました。

滞在記

10月8日

午前11時30分頃、姉妹都市ボッパルト市から、ボッパルト市長ドクター・ワルター・ベアシュ氏を団長とする「第15回青少年友好親善使節団(団長1名、団員8名)」が、青梅市役所に到着しました。
市役所での出迎え式では、ベアシュ市長へ1日特別青梅市長の辞令交付が行われました。ベアシュ市長は、10月10日(体育の日)に開催されたスポーツレクリエーションフェスティバル表彰式に、特別青梅市長として参加しました。
団員それぞれが日本語で「こんにちは」と挨拶し、ホームステイ先の家族と対面。青梅での生活がスタートしました。

竹内市長と握手するベアシュ市長
〈辞令交付を受けて握手をするベアシュ市長と竹内市長〉

その後、以前青梅市からボッパルト市を訪問した青梅市青少年友好親善使節団のみなさんと交流会を行いました。

10月9日

フリータイム

10月10日

青少年の団員たちはフリータイムですが、ベアシュ市長は「1日特別青梅市長」として、スポーツレクリエーションフェスティバル表彰式に竹内市長とともに参加しました。受賞した子どもたちにメダルをかけ、また、スピーチを行いました。

スポレクで挨拶するベアシュ市長
〈スポーツレクリエーションフェスティバル表彰式でスピーチ〉

10月11日

青少年友好親善使節団のみなさんは、竹内市長を表敬訪問しました。ベアシュ市長は何度も青梅市を訪問していますが、新庁舎ができてからは初めてです。団員それぞれが自己紹介を行い、ベアシュ市長からは東日本大震災に対するお見舞いの言葉や青梅の自然の素晴らしさなどの挨拶をいただきました。
表敬訪問

今回の青少年友好親善使節団は、来青するに当たり放射線等に対する不安があり、ベアシュ市長も放射線量測定にとても興味がありました。そこで、市長への表敬訪問後、市役所前庭にて空間放射線量測定についての説明を受けました。

放射能測定の見学

市庁舎見学後、市役所2階の喫茶コーナー「カフェだんだん」にて昼食を取り、午後は都立青梅総合高等学校へ。
都立青梅総合高等学校は、昨年10月、ボッパルト市にある学校カントギムナジウムと姉妹校提携を結び、今年の8月に、青梅総合高等学校から11人の生徒さんがカントギムナジウムを訪問しました。姉妹校交流を行ってきたみなさんのエスコートで、和太鼓や茶道の体験をしました。茶道では、抹茶の苦さよりも正座に一苦労。ベアシュ市長は、団員と同世代の高校生たちとの交流に喜んでいました。

総合高校で「アルプス一万尺」を学ぶ団員たち
〈アルプス一万尺を教えていただき、練習〉

和太鼓部での交流
〈和太鼓部では実際に演奏にも参加〉

夜には、歓迎交流会。ホームステイにに御協力いただいた御家庭への感謝状の贈呈後、ボッパルト市と青梅市がお互いに記念品を贈呈しました。交流会は、以前青梅市からボッパルト市を訪問した青少年たちがよさこいソーランを披露したり、ボッパルトの青少年たちがギターと歌を披露したり、最後は全員によるローレライの合唱で、賑やかに行われました。

ボッパルト市から版画の贈呈

交流会でギターと歌を披露する団員たち

10月12日

ホットマン株式会社の工場を見学しました。ホットマンでは、綿からタオルができるまでの工程や、ドイツ伝統のシェニール織りの製造方法などの説明を受けました。

ホットマンで説明を聞く団長

その後、藍染工房壺草苑にて、ハンカチの藍染体験。輪ゴムや紐で白いハンカチを結び、染め上げました。

藍染体験
〈藍の中にハンカチを落としてしまわないよう慎重に作業〉

染め終わった自分の作品を確認する団員たち
〈輪ゴムや紐を切って作品を開いて確認〉

午後は藤野ダルマ店にてだるまの絵付け体験をしました。お手本を見ながら慎重に描いていきますが、最終的には個性豊かな作品ができました。

だるまの絵付けに取り組む団員たち

絵付け体験終了後、御岳渓谷を散策。夕方、染織家山崎桃麿氏の工房を見学。草木染めの説明を受けました。

草木染め・山崎桃麿さんの工房を見学

その後、青梅宿の街並みを散策。青梅宿では、商店街のみなさんの御協力により、青少年友好親善使節団の滞在中、青梅市とボッパルト市の姉妹都市関係を示す友好親善旗を街路灯に掲げていただいています。ベアシュ市長は、ボッパルト市でも真似したいと言っていました。

10月13日

この日は鎌倉へ行きました。ドイツ語の話せるガイドボランティアさんによる説明を受けながら、高徳院、長谷寺、鶴岡八幡宮を見学。

ガイドさんの説明を聞く団員たち

高徳院にて

長谷寺にて

夜は、青梅・ボッパルト友好協会が毎週木曜日に開催しているドイツ語講座に参加。受講者のみなさんはドイツ語で団員たちと会話し、歌を歌うなど、楽しい市民交流ができました。

ドイツ語講座

10月14日

生け花と着物の着付け体験を行いました。生け花は難しく、先生の作品の見よう見まねで何とかできあがりました。着付けは、当日は秋らしからぬ気候で、着てみると暑くて大変でしたが、初めて着る着物は楽しく、市庁舎1階を散歩しました。

生け花体験の様子

着物体験の様子

市役所7階食堂で昼食後、午後は御岳山散策へ。武蔵御嶽神社までの急な坂道に息を切らせながら上りました。武蔵御嶽神社では宮司の方に神社と宝物殿の説明をしていただき、長尾平まで散策しました。

10月15日

この日は市制施行60周年記念式典でした。ベアシュ市長は、この日のために日本語でのスピーチを練習し、見事に披露されました。また、竹内市長からベアシュ市長へ、ボッパルト市での東日本大震災に対する支援金活動への感謝状を贈呈いたしました。

日本語でスピーチするベアシュ市長
〈日本語でスピーチするベアシュ市長〉

竹内市長から感謝状を贈呈されるベアシュ市長
〈竹内市長から感謝状を贈呈されるベアシュ市長〉

 午後は、青梅市の青少年たちと一緒にボウリングなどをして楽しみました。

市制施行60周年記念式典でのベアシュ市長のスピーチ

竹内市長様、青梅市議会の皆さん、今日お集まりの皆さん。
ボッパルト市の代表として、今日青梅市制60周年記念にお祝い申し上げます。
私も、ボッパルトの青少年たちも、このお祝いの席に参列させていただいたことを大変うれしく思います。
おめでとうございます。

60周年記念だけでなく、青梅市のホスピタリティー、ライフスタイル、そして市民の温かさを称えたいと思います。
青梅市にはさまざまな活動があり、特に若い世代の人たちに魅力的な市です。
皆さん誇りに思ってください。
45年以上になる姉妹都市ボッパルトも誇りに思っています。

10年前、50周年記念に参加させていただきましたが、その10年の間に、世界は大きく変わりました。
私たちの関係はさらに密になり、日本で起きたことはドイツそしてヨーロッパにすぐに影響を及ぼすようになりました。

3月の大震災は日本にとって大変不幸なことで、大きな試練を与えられました。
青梅が無事であったことにボッパルトは安堵しました。
青梅もボッパルトも被災地に思いを寄せました。
ボッパルト市民は特に大きな関心を示し、支援金活動を積極的に行いました。
特に青梅ボッパルト友好協会に感謝いたします。
私たちは今後も、皆さんと共におります。

青梅市、青梅市長、青梅市議会議員の皆さん、青梅市民の皆さんの明るい未来をお祈りいたします。
夢が現実になりますように。
青梅とボッパルトの友好関係がますます深くなりますように。

御清聴ありがとうございました。

10月16日

フリータイム

10月17日

平成23年10月17日(月曜日)は、通勤ラッシュに巻き込まれながら電車で都内見学へ。都庁展望室で東京の景色を上から眺め、浅草では浅草寺をお参りし、仲見世で自由散策。日本のお土産物を見ながら、それぞれ買い物等を楽しみました。

雷門にて

10月18日

午前4時15分、市役所にて見送り式を行い、青梅市での11日間の滞在が終わりました。ホームステイ先の家族、青梅・ボッパルト友好協会の方々など、大勢の方に見送っていただき、成田空港へ向かい、帰国の途に着きました。

市役所での見送り式
〈見送り式で全員と握手をする使節団〉

今回のボッパルト市青少年友好親善使節団の来青に関しまして、大勢のみなさまに御協力をいただきましたことに感謝申し上げます。

みなさんの声をお聞かせください

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