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記事ID:0018280 更新日:2020年3月16日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

平成17年度青少年友好親善使節団

第11回ボッパルト市青少年友好親善使節団来青

3月22日(火曜日)午後9時頃、ボッパルト市青少年友好親善使節団が、予定より1時間半遅れで無事に青梅市に到着しました。長旅で少し疲れた様子の団員でしたが、笑顔で出迎えのセレモニーを受けました。その後、民泊家庭と対面し各家庭へと向かいました。

民泊家庭と握手を交わすヘフリング団長の画像
民泊家族と握手を交わすヘフリング団長

民泊家庭と初対面の様子の画像
民泊家族との初対面の様子

団員はヘフリング団長をはじめ、15歳から18歳の少年4人、少女5人です。今後、市内観光や茶道体験、都立農林高校や明星大学の学生との交流等、さまざまな体験を通じて青梅に親しみ、日本の文化に触れる予定です。

青梅の街の散策も行いますので、ボッパルトの青少年を見かけたら温かい歓迎をお願いいたします。

滞在記

3月23日

3月23日(水曜日)の午前中は、日向和田臨川庭園で茶道を体験しました。慣れない正座や作法にとまどいながらも、日ごろ味あうことのない和菓子の写真を撮る姿も見られ、抹茶の味は「少し苦かったけど、おいしかった。」と喜んでいました。ひととおり茶道のもてなしが終わると、実際に先生から茶道の手ほどきをうけ、日本の伝統文化を直に体験しました。茶道体験の後は、梅がとても見ごろの金剛寺に行き、散策を楽しみました。

慣れない正座で抹茶を飲む団員茶道体験

午後はあいにく雨が降りだしてしまいましたが、赤塚不二夫会館、住吉神社等、旧青梅の街並を散策し、青梅駅から東青梅駅まで、初めて日本の電車に乗車しました。その後は、市役所の中を見学。 市役所の中にある、以前ボッパルト市からいただいた記念品やボッパルト市のパネル等を熱心に見ていました。

3月24日

3月24日(木曜日)の午前中は梅の公園の見学をしました。天気が心配されましたが、薄日のさす中で満開の梅を見ることができました。午後は自立センターを見学。自立センターの方々が大切に育てている友好のぶどうの木を見学し、施設内では利用者の方と交流しました。

夕方は青梅市の青少年と永山ふれあいセンターでドイツの歌を歌ったり、ゲームをしたり、折り紙を一緒に折ったりしました。始めは硬い表情だった青梅の青少年も、ゲームを通じドイツの青少年との交流を楽しんだようです。

夜は市民会館で行われているドイツ語講座に参加しました。

自立センターでの交流
自立センターで説明を受ける様子

永山ふれあいセンターでの交流
日本の青少年との交流

3月25日

3月25日の午前中は、東芝青梅事業所で最先端の日本のモバイルテクノロジーを見学しました。

昼食は市議会議長宅の庭をお借りし、焼きそばや餃子、ピザ等を団員みんなで作り、食べました。

午後は、都立農林高校に行き、音楽を通じて交流を図りました。農林高の生徒達による「農林太鼓」の威勢のいい迫力のある演技に、団員たちは大興奮。実際に和太鼓に挑戦すると、リズムの難しさに四苦八苦しながらも楽しみました。

その後、ドイツの若者に流行している音楽に合わせ、農林高の生徒達も慣れないステップを教わりながらみんなでダンスをしました。農林高の生徒達は、「同年代には見えないくらい大人でびっくり!」と一緒に写真を撮ったり、身振り手振りでコミュニケーションをしていました。

農林高で和太鼓体験ダンスで交流

26日、27日はフリータイムで民泊家庭と、充実した思い思いの休日を楽しみました。

3月28日

3月28日(月曜日)の午前中は着物着付けと生け花を体験しました。「帯が苦しくて息ができないかと思ったけど、着物がとてもきれいでうれしかった。」と着付け体験の感想を話していました。また、生け花では、花をなかなか作法どおりに剣山にまっすぐさせずにてこずっていましたが、初めての生け花を楽しみました。

着付けの様子生け花に挑戦

午後は明星大学青梅キャンパスを訪問しました。岡田教授に歌舞伎等の日本文化について講義を受けた後、居合道部の学生に居合道を教わりました。慣れない正座や姿勢に困惑しながらも、ジャージを着用し意気込む団員の姿も。

居合道体験

夕食に回転寿司を食べました。お寿司を握る様子や目の前を通り過ぎるお寿司に興味津々で、ビデオカメラやカメラで撮っていました。ドイツの方は生の魚を食べる習慣はないようですが、団員はお寿司にチャレンジしていました。

3月29日

青梅滞在も残り2日となった3月28日(月曜日)、団員たちは、御岳山へ登山に出かけました。朝早く起きて出かけたせいか、途中で疲れてしまう団員も中にはいましたが、御岳山の澄んだ空気のなかで青梅の春を満喫した様子。滞在中最後の青梅市内観光を楽しみました。

夜は、福祉センターで盛大に行われたお別れパーティーに参加。団員は、市長や議長、民泊家庭の方たちと歓談したり、お土産にもらったはっぴを着て記念撮影をしたりと、楽しいひと時を過ごしました。また市からは、団長に拍子木とはっぴが、民泊家庭には感謝状が手渡されました。

はっぴで記念撮影ボッパルト市から記念品の贈呈

3月30日

3月30日はとてもいい天気で散策日和でした。午前中は皇居周辺を散策しました。江戸時代からの建物や皇居周辺の高層ビルと皇居の豊富な緑のコントラストに興味を持っていました。憲政記念館での昼食では、窓の外には寒桜がピンク色のかわいらしい花を咲かせていました。

皇居周辺を散策憲政記念館

午後は浅草の仲見世で家族や友人のお土産を買いました。「侍」や「日本」と書かれたTシャツや、番傘、ちりめんの小銭入れなどを購入していました。また、焼き立てのおせんべいに挑戦したり、人形焼を焼く様子を見ました。

浅草にて

東京タワーでは、「エッフェル塔とどっちが高いんだろう?」と東京タワーを見上げていました。床がガラス張りになっているところで、「このガラスははずれない?大丈夫?」と心配しながらも、飛び跳ねていました。

東京タワーにて。ガラス張りの床

3月30日で青少年来青のすべての日程が無事に終了しました。時折疲れた様子もみられましたが、いつも元気に日程をこなしていました。

3月31日

3月31日(木曜日)、朝6時45分に使節団を見送る送別式が行われました。市長や助役、ホストファミリーの家族、また多くの青梅市民の方が見送りに駆けつけてくださいました。

送別式民泊家庭とのお別れ

送別式の後、団員はホストファミリーや日本の友人たちと別れを惜しんでいました。団員は「ずっと青梅にいるわけにいかないのは分かっているけど、ずっと青梅にいたい。青梅の方はとても良い人で帰るのがとてもさみしい」と涙を流しながら話していました。また、ホストファミリーの方も「せっかくお互い慣れてきたのに、お別れするのは寂しい。もっとたくさん話をして、一緒に過ごしたかった。でも、とても良い経験ができました」と話していました。団員とホストファミリーは電子メールアドレスや手紙の交換をし、再会を約束しました。一緒に過ごした時間は10日間とわずかな時間でしたが、団員とホストファミリーには確かな友情が芽生えました。成田空港では姿が見えなくなるまで、ずっと手を振っていました。

成田空港で手を振る団員

青少年を乗せた飛行機は日本時間3月31日午後1時頃に成田国際空港を出発し、日本時間4月1日午前3時頃(ドイツ時間3月31日午後8時頃)にドイツに無事帰国しました。

最後に、今回のボッパルト市青少年友好親善使節団が滞在中にお世話になった多くの市民の方をはじめ、見学や交流に多大なお力添えをいただいた皆さんに心より感謝申しあげます。

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