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住友金属鉱山アリーナ青梅(青梅市総合体育館)は、JR河辺駅から徒歩3分程度の位置にあります。管理・運営は指定管理者制度を導入しており、民間ノウハウが活かされています。今回は、指定管理者の方に管理・運営する立場から、施設に関する話を伺いました。
インタビューの内容の一部を青梅市公式動画チャンネルで公開していますのでご覧ください。
住友金属鉱山アリーナ青梅は、個人開放事業や各種教室事業などを開催しており、市民の皆様がスポーツを身近に感じ、気軽にスポーツに取り組んでいただける施設です。
指定管理者の一員として管理・運営に携わって、7年が経ちました。この間に、青梅市と協力しながら、様々な改善に取り組んできました。
施設面では、館内照明の一部LED化、受付窓口の対応スペース拡張、各会議室、トレーニングルームのリニューアル、館内冷暖房設備の更新など、利用者の皆様にもわかりやすい改善が行われました。特にトレーニングルームは、3年前にフルリニューアルを行い、トレーニングマシンも充実しています。壁紙も貼り替えるなど、清潔感のある快適な空間になったと思います。
運営面では、トレーニングルームの利用料金が割引き(10%)になる回数券や定期券(1,600円/有効期限1か月/1日1回4時間まで利用可)の販売を開始し、大変好評をいただいています。
また、パートナーズスクールという幅広い世代の方に参加いただけるレッスンを開催しています。令和4年7月からは、ベビーヨガやママヨガ(子連れ参加可能)のレッスンもスタートし、子育て世代の方も参加いただけるレッスンを充実させました。
この施設は、令和4年度で42年目を迎えます。そのため、各所で老朽化が進んでおり、施設や設備、備品のメンテナンスや修繕に苦労をしています。
事業の一環として、自宅でも身体を動かしていただけるように、SNSを活用し、1分程度の自重トレーニングなどを紹介しています。
施設が新型コロナウイルスワクチン接種会場となり、通常営業ができなかった時期もリモートレッスンを開催するなど、市民のみなさんに新しい事業を提供してきました。
また、スポーツと文化の融合をテーマに市内の文化施設である吉川栄治記念館とタイアップしたウォーキング事業も開催しました。
今後も、スポーツや健康というワードを広く捉え、誰もが足を運べる施設づくりをしていきたいと考えています。