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オーメ市は、イタリア共和国の北部、大都市ミラノから東方約75キロに位置しています。
人口は約3,100人で、ぶどうやオリーブの畑に囲まれた自然豊かな丘陵地にあるまちです。
青梅市と同じスペルであるイタリアのオーメ市から、友好都市提携の申し出をいただいています。
市では、イタリア・オーメ市の調査をするなど、交流に向けた検討を進めています。
イタリア・オーメ市の位置<外部リンク>
イタリアオーメ市の広景
古い町並みが残るマッリオ集落
あるイタリアの団体が、長崎で原爆を生き延びた柿の木を通じて「平和」「市民間の友情」「戦争反対」等のメッセージを広めるために、長崎の柿の種子をイタリアに持ち込み、その種子を、オーメ市の植物園に植えたことや、オーメ市の方々が日本の桜の木に魅力を感じたことをきっかけとして、オーメ市内に日本庭園を造園しました。
現在は、桜の木が70本植えられているほか、2020年からは、イタリアにて日本文化普及や対日理解促進の活動をしている「ふじ日伊文化協会」が、お花見や七夕、お月見等の日本に関するイベントを開催しています。
こうした日本の風習にまつわるイベントや日本庭園を通じて、オーメ市の市長や市民が日本を身近に感じるようになりました。そして、同じ名前を持つ日本の青梅市を発見し、青梅市の土地や文化についてもっと知りたいとの思いから、青梅市との友好都市提携を希望するに至ったとのことです。
オーメ市にある日本庭園
・令和5(2023)年2月にオーメ市長から友好都市提携を希望されていることなどを記した書簡が青梅市に届きました。
他に、「ふじ日伊文化協会」などの団体から、友好都市提携を推奨する旨の書簡も合わせて届きました。
・令和5(2023)年5月には、「ふじ日伊文化協会」のロサリオ・マニセラ会長が青梅市役所を訪れました。マニセラ会長からはオーメ市が友好都市提携を希望するに至った経緯をお伺いしたほか、青梅市とオーメ市との友好都市提携について要望をお受けしました。
・令和5(2023)年11月にオーメ市のアルベルト・ヴァノリオ市長一行が日本旅行の中で青梅市に立ち寄られました。
小山副市長(左)とアルベルト・ヴァノリオ市長(右)
青梅市役所を訪れたオーメ市アルベルト市長一行
ロサリオ・マニセラ氏やアルベルト・ヴァノリオ市長から、友好都市提携の希望をお聞きし、今後お互いをよく知るために対話を続け、どのような交流ができるのか考えていくこととしました。
・令和6(2024)年には、オーメ市のことを更に知るために、「ふじ日伊文化協会」を通じて、オーメ市の地理や生活習慣、産業などに関する調査を行いました。
調査報告書のイタリア語版、日本語翻訳版および日本語翻訳の概要版は本ページからご覧になれます。
・令和7(2025)年度には、大勢待市長がオーメ市を訪れ、アルベルト・ヴァノリオ市長と直接対話をする予定です。
イタリア語版イタリア・オーメ市調査報告書(原本) [PDFファイル/6.44MB]
日本語翻訳版イタリア・オーメ市調査報告書 [PDFファイル/2.05MB]
概要版イタリア・オーメ市調査報告書 [PDFファイル/1.26MB]
オーメ市では、以前から日本文化に関するイベントが開催されていますが、最近では青梅市に関するイベントも開催されています。
澤乃井試飲会イベントで日本酒の紹介
澤乃井の試飲会
書道体験の様子
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