3年2組の算数です。時刻と時間の学習のまとめです。大人になると何となくできている時刻と時間の認識ですが、子供にとってはつまずきやすい単元です。まず「時刻」と「時間」の概念の区別が難しいです。時刻は点であり、時間は量であるという感覚です。つぎに、60分で1時間、60秒で1分という単位の切り替わりです。子供にとって10や100での単位の切り替わりはイメージしやすいのですが60で単位が変わるという数の処理の理解が難しいところです。そして、最後はアナログ型時計に慣れていないという生活経験の変化です。時刻のデジタル表示はよく目にするけれど、アナログ時計は子供の身近にあまりないということもあるのではないでしょうか。そうすると長針が「4」の数字を指しているときが「20分」という感覚がなかなか育ちません。やはり、子供も少々苦戦しているようでした。ぜひ、ご家庭でも会話の中で時刻と時間を意識したやり取りをしながら、普段の生活の中で感覚を育てていきましょう。

 

今日の給食。二日遅れのこどもの日メニューです。かしわ餅、たけのこご飯、すまし汁、煮しめ、さわらでした。柏の葉は新しい芽が出るまで葉が落ちないことから、かしわ餅が「子孫繁栄」を願う縁起物として、江戸時代ごろに端午の節句にお供えされるようになったそうです。