授業中、子供は間違えます。教師はその誤答を分析します。「どこで勘違いをしているのだろう」「どのようにしてこの誤答は導き出されたのだろう」そう考えたときに、子供は子供なりの理屈、理由をもって答えを導き出していることに気付きます。子供なりの考えの中で「正しい」と考え、その考えのもとに「答え」を導き出すのです。

授業の中でその「誤答」はチャンスになります。どうしてその答えになったのか、その答えはどうして誤っているのか、それを「正答」にするにはどのように考えなければならないのか。子供が問題を本当に自分のものとして考えることができるのです。

さて、2年生の53-36という問題。子供は23と答えました。どうしてこのような答えにしたのでしょうか。子供の立場にたって考えると見えてきます。家庭で子供の学習を見たとき、「誤答」に×をつけるだけでなく、子供の理屈を読み取って、考えるチャンスとしてみてはいかがでしょう。

今日の給食。揚げ餃子の皮がパリパリで食感も楽しめました。春雨スープとホイコーローも野菜のうまみたっぷりでおいしかったです。