全国の小学6年生が全国学力・学習状況調査を実施しました。学力テストといわれることがありますが、決して実力テストのようなものではなく、現在の学校や子供一人一人の学力の課題を明らかにして、授業の改善をはじめとした学習指導によって、子供に確かな学力を付けさせて各学校を卒業させるとともに、他の学年や次年度以降の指導にも生かすためのものです。さらに各自治体には、得られたデータをもとに都や市区町村の学力を向上させるため、予算措置を含めた施策の展開が求められます。

つまりこの調査は、子供や学校、自治体を比較するためのものではなく、学校や教育行政が学習指導の課題をつかみ、課題を解決するために改善を行うために実施するものです。

本校でも今後教師もこの調査問題と結果を精査し、どのような指導をしていけば子供に必要な資質能力を身に付けさせることができるかを探っていきます。

暗記していれば解けるような問題はほとんどなく、知識や読み取ったことを使って「考える」問題が多く出題されていました。「覚える」学びからの転換が求められていると感じます。

 

今日の給食。ほっけと肉ごぼう炒め、なめこの味噌汁です。和食はやはり、なんかほっとします。